いつ買ったかはっきりしないけれど、着倒して元は十分取れた、と思えるようなTシャツ類。首元は伸び、外出には着て行けないけれど、家着として気楽に着ていました。いわゆる「スタメン落ち」「二軍」の衣類です。
気を使わず、リラックスできる「二軍」の衣類
写真の4枚のTシャツはすべて1枚1000円以下のお手頃価格のものです。1000円のTシャツにスタメンも二軍もないわ、と言われそうですが(笑)、かつては「よそいき」「外出用」でした。
好きで着ていくうちに徐々に襟が伸びたり、形が崩れたりで、スタメンからはずれ、家でのリラックス着になっていきました。
先日、友人と買い物をし、いろいろ話したのですが、彼女は「結局1番気楽でリラックスできるのはそういうちょっとボロな服なんだよね」と笑っていました。
20年以上カジュアルウェアの販売を手がけてきた彼女、かつては5000円、10000円するようなブランドTシャツを買っていたこともあるそうです。「あれは若気の至り。今、そんな高いTシャツを着ていたら緊張してリラックスできない」と言っていました。
穴あきTシャツを着ても平気な我が道を行くタイプ
くたびれたTシャツが一番くつろげる。私もそうです(笑)。新しい服を買ったのに、それを着ないで古くなった二軍の服で過ごす。少しぐらい穴が空いていても平気です。
35年前、コム・デ・ギャルソンというブランドが、穴のあいたセーターを作ってファッション界に衝撃を与えた時代を身近に見ていました。私が22歳のころです。
それ以前には「パンク・ロック」の時代があり、穴あきジーンズや破れたセーター、ピアスや安全ピンが象徴するようなトガッた、過激な音楽シーンも通過しています。
ボロボロでもオッケー、逆にクール、私はそんな若者でした(笑)。57歳の今でもロックなTシャツを持っていたりします。
(何かに引っ掛けたのか、穴があいています。)
そんなファッション志向なので、穴あきのTシャツや色あせたポロシャツもなかなか見切れず、処分できていませんでした。
スタメンは落ちても、二軍、三軍で大いに活躍できていたからです。節約したい、というのも大きな理由です。
ボロTシャツも数のうち、から抜け出す
断捨離をすすめ、ミニマリストの考えを知り、衣類の数を減らしていく中で、ようやくそんなボロいTシャツを手放していけるようになりました。
それでも「洗い替えに置いておこう」「これも数のうちだし」、そんなTシャツがまだ衣装ケースに数枚残っていました。
(こちらは虫喰いでしょうか。)
今年はとにかく暑いので、厚手生地のTシャツは着る気にもなりません。厚手で穴あきはすべて処分します。
黄色のスヌーピーのTシャツは素材が綿100%ではなく、ごわつきが気になってきたので処分。57歳でスヌーピーもないかな(笑)。
すべてウェス行きにします。
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