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先日掘り出した祖母の古い手元箪笥。処分はせず、しばらく使ってみることにしました。汚れもひどかったので風呂場で湯洗いし、乾燥。その後、自分なりに簡単な手入れをしました。
私のやり方は次の5ステップのみ、むずかしいことはしていません。
  1. 箪笥をまるごと湯洗い
  2. じっくり乾燥
  3. 紙やすりをかける
  4. 蜜ロウワックスを塗る・すぐに乾拭き
  5. 乾燥
少し補足しますね。

1・湯洗い


湯洗いはおすすめするわけではありません。木が水分を吸って歪んだり、しみになったりします。注意が必要です。私は自己責任でやりました。だめなら処分、のつもりでした。

多少の汚れは味のうちなのですが、タバコのヤニ臭さ、カビ臭さがあったので、ニオイを取るには丸洗いしかない、と思って決行しました。

風呂場に箪笥を持ち込み、シャワーでお湯を流しながら丸洗いです。引き出しもすべて抜いて洗いました。汚れのひどい部分はタワシでそっとこすりました。亀の子タワシが入らないところは靴洗い用のタワシブラシで。木が水を吸わないようになるべく短時間で終了。

2・じっくり乾燥


日差しの強いところで急に乾燥させると、枠にゆがみが出たり、引き出しにスキマが出たりして造りつけが悪くなります。室内でゆっくり乾燥させました。

20160416_teachestwashed

ゆがみもなく、引き出しも元通りおさまってくれました。

3・紙やすりをかける


天板や枠の部分にキズがたくさんあったので、紙やすり(=サンドペーパー)をかけ、へこみを目立たなくしました。目の細かい紙やすりで仕上げします。やすりは木目に沿ってかけます。削りカスはきれいに拭き取ります。

私が使った紙やすりの番手を書いておきます:
  • 凸凹を研磨する=中目の120番
  • 大体の仕上げ=細目の400番
  • 仕上げ=極細目の1000番
ホームセンターで1枚売りされています。1枚40円〜120円くらい。

番手の選び方のリンクをつけておきますね。
⇒DIY工具紹介部 サンドペーパー・番手の選び方

4・蜜ロウワックスを塗る・塗ったあとは乾拭きする


BlogPaint
天板や中段のあたり、カサカサに乾燥して木のしっとり感がまったくありません。

そこで登場するのが蜜ロウワックスです。

20160423_wax1

これをなるべく薄く表面に塗ります。ウェスやスポンジに含ませて薄く薄くのばします。塗ったらすぐに乾拭きすることがポイント。量が多すぎると塗ったあとベタッとするので注意。

20160423_waz2

しっとりとツヤが出ます。においは少しありますが、数日で消えていきます。

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ワックスを塗り、さっと乾拭きしたところ。

5・乾燥させる


この蜜ロウワックスは1度塗りで仕上がるのですが、今回、私は2度塗りしました。1日置いて乾燥させてから2度めを塗りました。すぐに乾拭きし、また乾燥させたら終了です。

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ベッドの横の手元箪笥として使うことにしました。なんと机の奥行きと箪笥の幅がほぼ同寸。きれいにおさまってくれました。この机も蜜ロウワックスでDIY手入れした古いモノです。

20160424_deskandchest

今日の成果


木のものが身近にあるのは気分が落ち着いていいものですね。自室に「容れ物」を増やしたことになりますが、その分を他で減らすことにして【断捨離】を進めていきます。

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私が使っているのはこちらです。( Amazon にリンクしています)




こちらのほうが容器が浅いのでワックスを取りやすそうです。
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